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Pact for the FutureゼロドラフトSDGsジャパン仮訳公開


2024年9月に開催される国連未来サミットで採択される「未来のための協定(Pact for the Future)」のゼロドラフトが、1月26日に公開されました。



SDGs市民社会ネットワーク(以下、SDGsジャパン)では、ユニット幹事を中心としたSDGsジャパン未来サミットチーム有志により、仮訳「未来のための協定:ゼロドラフト」を作成しました。前文の冒頭箇所を掲載します。


全文はPDFでお読みください。


【SDGsジャパン仮訳】Pact for the Future_zerodraft
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Pact for the Future: zero draft

未来のための協定:ゼロドラフト


前文

1. 我々、世界の人々を代表する首脳は、現在および将来の世代のために未来を守る行動をとるべく、国連本部に集まった。

2. 我々は今、地球規模の深刻な危機に瀕している。世界各地で、人々は貧困、飢餓、不平等、武力紛争、暴力、移住、テロリズム、気候変動、疾病、テクノロジーによる悪影響などに苦しんでいる。人類は、破滅と存続の危機に陥る可能性のあるさまざまなリスクに直面している。我々は同時に、知識と技術の進歩の適切な管理を通じて、すべての人々により良い未来をもたらすことのできる好機の瞬間にもいる。

3. 我々が直面している課題は、どの国にとっても一国での解決能力をはるかに超えるものである。リスクをこのまま放置すれば、現在と将来の世代の幸福と地球の未来を脅かすことになる一方、進歩は一部の人々にのみ利益をもたらすことになるかもしれない。

4. 我々は、このような課題は、強力かつ持続的な国際協力を通じてのみ対処できるものであることを認識する。我々の協力を促進するためには、世界の政治的、経済的、環境的、技術的な変化に対応し、不確実な未来に適応するアジリティを備えた、未来にふさわしい多国間システムが必要である。我々は、多国間機関、とりわけ安全保障理事会や国際金融アーキテクチャーが、直面する課題の深刻さに対応し、世界の期待に応えるために苦闘してきたことをよく理解している。国際的な約束が果たされないままであることがあまりにも多い。

5. 我々は、全人類にとってより良い未来への道があると信じている。我々は、新たに発生する課題に対処するため、グローバル・ガバナンスを有意義なものに変えることを約束する。我々は、全世界、特に最も脆弱な立場にある人々が、今後起こるであろう、はるかに複雑な課題に備えることができるようにすることを約束する。我々はまた、これまでの約束を果たすことを約束する。我々は、効果的な国際協力に不可欠な前提条件である、国民と国家間相互の信頼を再び獲得する。

6. 本日、我々は、新たなアプローチによる国際協力の新たな始まりを誓う。我々は、信頼、公平性、連帯、普遍性の原則に導かれながら、すべての人々の利益のためにリスクを管理し、機会を活用するために協力する。我々は、より安全で、より平和で、より公正で、より平等で、より包摂的で、より持続可能で、より豊かな世界を目指し、一丸となって努力する。

7. これを達成するために、我々は、国際連合憲章および国際法への約束を再確認する。我々はまた、開発、平和と安全、人権という国際連合の3つの柱が相互に関連し、相互に補強し合っていることを再確認する。さらに、極度の貧困を含め、あらゆる形態とあらゆる次元における貧困の根絶は、最大の地球規模課題であり、持続可能な開発にとって不可欠な要件であることを再確認する。

8. この協定のすべての約束は、人権とジェンダー平等の原則に導かれたものであり、その実現に貢献するものである。世界人権宣言の75周年を機に、我々は世界人権宣言とそこに謳われている人権と基本的自由を再確認する。この記念日は、万人のためのすべての人権の完全な実現に関する成果、ベストプラクティス、および課題を振り返る貴重な機会を提供するものである。我々は、全ての人権の普遍性、不可分性、相互依存性、相互関連性を認識し、開発への権利を含む全ての人権と全ての人の基本的自由を確保するための我々の約束を再確認する。我々は、人権が平和で公正かつ包摂的な社会の中心にあり、現在及び将来の世代のために促進され、保護される必要があることを認識する。我々は、人種主義、あらゆる形態の差別、外国人排斥および関連する不寛容と闘う努力を強化することを約束する。

9. 人権は、すべての女性と女の子が享受しない限り、決して完全に支持されることはなく、あらゆるレベルにおける女性の完全かつ平等で有意義な参加なしには、紛争は解決されず、持続可能な開発は達成されない。我々は、「北京宣言と行動綱領」への約束を再確認し、あらゆる領域におけるジェンダー平等、女性の参画、女性と女の子のエンパワーメントを達成し、女性と女の子に対するあらゆる形態の差別と暴力を撤廃するための行動を加速させる。

10. 我々は、国連創設75周年記念宣言を再確認し、本協定に概説される措置を含め、同宣言に含まれる12の約束の追求を加速することを約束する。我々はさらに、国際連合を中心とする多国間システムの重要性を再確認する。我々は、多国間システムが変化する世界に後れを取らないようにしなければならないことを認識する。そのため、我々はこのシステムを再活性化し、グローバル・ガバナンスにおける重大なギャップを埋め、過去の約束と合意を守る努力を加速させるための具体的な措置を講じることを約束する。この「未来のための協定」を通じて、我々は、あらゆる場所で、あらゆる人に恩恵をもたらす多国間システムを構築することを約束する。我々は、以下の5つの広範な分野における具体的な行動を約束する。


文責:SDGsジャパン未来サミットチーム有志


【本件に関するお問い合わせ先】

 一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク 事務局(担当:松野)

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