「SDGs スポットライトレポート2021」を公開しました

7月15日、SDGsジャパンは「SDGs スポットライトレポート2021」(A4, 40ページ, 日/英)を発表しました。



SDGsジャパンに所属する団体でテーマ別に構成する事業ユニットを中心に、SDGsの17の目標に関して、SDGsの進捗状況を評価し、「誰一人取り残さない」SDGs達成のために市民社会の声にスポットライトを当てた提言を行っています。


今回発表する「スポットライトレポート」は、7月15日にまで国連で開催されたハイレベル政治フォーラム(HLPF)に向けて作成、公開されました。HLPFでは各国が、自国のSDGsに関する各国の進捗評価や事例が共有されますが、それに合わせて、市民社会組織が自国の「スポットライトレポート」を作成、公表します。今回のレポートは日本政府によるSDGsの進捗状況の公表に合わせて作成されました。


スポットライトレポート2021(日本語)

スポットライトレポート2021(英語)


レポートの目的や位置付けについて、詳細は以下をお読み下さい。


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本レポートの位置づけ


「持続可能な開発目標(SDGs)」を含む2030アジェンダが採択されてから6年になろうとしています。国内でのSDGsの認知度は少しずつ高まっていますが、日本でも世界でもSDGs達成への歩みは順調とは言えず、国連は、2030年まで残り10年となった2020年、今後の10年を「行動の10年」とすることを発表しました。しかし、2020年に発生した、新型コロナウイルス感染症(以下、COVID-19)のパンデミックは、少しずつ積み上げたSDGsの成果を一気に後退させる状況を生んでいます。気候危機への対応や再生可能エネルギーの普及、税制や社会保障制度を含む公正な経済システム、ジェンダー平等や、国籍、障害、民族、SOGI、年齢等が理由になって脆弱な状況にある方々、周縁化されがちな方々の人権の保障など、「誰一人取り残さずに」日本と世界でSDGsを達成するために、喫緊の課題が山積しています。


「SDGsスポットライトレポート2021」は、一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク(SDGsジャパン)が、日本と世界のSDGs達成に向けた現状と課題を分析し、日本政府への提言をまとめたものです。SDGsジャパンに設置された11の分野別ユニット(開発、障害、防災・減災、環境、教育、ジェンダー、国際保健、地域、貧困、社会的責任、ユース)が主に執筆をしました。2021年の国連「持続可能な開発に関するハイレベル政治フォーラム」(HLPF)で発表される日本の「自発的国別レビュー」(VNR)に合わせ、市民社会の視点でレポートをまとめました。


SDGsジャパンは、2017年に日本政府が作成した第1回目のVNRに向けて独立レポートを作成しましたが、それから4年が経過した今回も、市民社会の視点から「誰一人取り残さない」、持続可能な社会を実現するためのポイントをまとめました。SDGsの進捗評価と同時に、今後取り組むべき具体的な施策にも言及しています。内容は、2021年4月23日に実施した「持続可能な開発に関するハイレベル政治フォーラムに関する市民社会と関係府省庁の意見交換会」において提出した資料が基礎となっています。


(以上、「SDGs スポットライトレポート2021:本レポートの位置付け」より一部抜粋)

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【ご参考】

日本政府によるVNR 「2030アジェンダの履行に関する自発的国家レビュー2021~ポスト・コロナ時代のSDGs達成へ向けて~」は外務省ウェブページからアクセスできます。

<日本政府のVNR2021




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