(報告)アジア太平洋持続可能な開発フォーラム(APFSD)に参加しました
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2026年2月24日から27日にかけて、タイ・バンコクにて開催された第13回アジア太平洋持続可能な開発フォーラム(APFSD: Asia-Pacific Forum on Sustainable Development 2026)に参加しました。あわせて、これに先立ち2月22日から23日に開催されたAsia-Pacific People’s Forum on Sustainable Development(APPFSD)にも参加しました。
SDGs市民社会ネットワーク(SDGsジャパン)からは、防災・減災ユニット幹事で創価学会インターナショナルの浅井伸行さん、障害ユニットでDPI日本会議事務局長補佐の笠柳大輔さん、事務局より大橋正明および松野有希の計4名が参加しました。
また、SDGsジャパンの会員団体からも、アフリカ日本協議会の稲場雅紀さん、アース・シェルパの小池宏隆さん、持続可能な社会に向けたジャパンユースプラットフォーム(JYPS)の室田夏陽さん、菅生真歩さんが参加しました。

APPFSDは、市民社会組織が活動や課題を共有するとともに、APFSDで発表する提言書を議論する会議で、APFSD開催前に毎年開催されています。セッションでは、国連ESCAPが2月18日に発表した「Asia and the Pacific SDG Progress Report 2026」について解説するセッションや、市民社会視点からの各国のVNR(自発的国家レビュー)、今回のレビュー対象ゴールに関するセッション等が開催されました。政府統計だけに依存しない多様なデータの活用や、市民社会によるカウンターレポートの重要性なども議論され、SDGsの進捗を多角的に捉える必要性が共有されました。一方、会合全体として北東アジア地域からの参加者が少なく、意見が反映されにくい状況も感じられ、国ごとの参加状況の違いは課題の一つであると感じました。
APPFSDの様子
APFSDは、国連ESCAP主催で、アジア太平洋地域におけるSDGsの進捗を確認し、各国政府、国連機関、市民社会、アカデミア、ビジネスなど多様なステークホルダーが議論を行う地域レベルの会合です。今年のフォーラムでは、2026年の国連ハイレベル政治フォーラム(HLPF)でレビュー対象となる目標6、目標7、目標9、目標11、目標17を中心に、VNRやマルチステークホルダー連携、データの活用などをテーマとしたセッションも行われ、SDGsの進捗をどのように測定し、政府だけでなく市民社会や多様な主体がどのように関与していくかについて議論が交わされました。
またSDGsジャパンは会期中に、日本政府代表団(外務省地球規模課題総括課)とも面会し、SDGsに関する地域会合の意義や市民社会との連携の重要性について意見交換を行いました。
APFSDの様子
また、2/27に日本で開催されていたSDGsジャパン9周年イベントでも、会場から中継し、会議の熱気や気付き、議論の行方などを報告しました。(詳細はこちら)
今回の参加を通じて、国際会議における議論は公式セッションだけでなく、会議の合間の対話やネットワーク形成を通じて深まることを改めて実感しました。同時に、こうした国際的な議論の場に継続して参加し、関係者との関係性を積み重ねていくことの重要性も強く感じました。
SDGs市民社会ネットワークでは、今回の会合で得られた知見や国際的な議論の動向を国内にも共有し、日本における政策提言や市民社会の連携強化につなげていきます。また、アジア太平洋地域の市民社会との連携を深めながら、SDGs達成に向けた国際的な議論に引き続き関わっていきます。
なお、この会議への参加は地球環境基金(浅井、笠柳、大橋)、外務省NGOスタディプログラム(松野)を活用して参加しました。
<こちらもご覧ください>
DPI日本会議 笠柳大輔さん 参加報告
SDGs市民社会ネットワーク
政策提言・事業コーディネーター
松野有希



































