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(報告)第1回ビヨンドSDGs官民会議にSDGsジャパン三輪共同代表理事、JYPS山口事務局長が登壇

9月4日(木)に第1回ビヨンドSDGs官民会議が大阪府で開催され、SDGs市民社会ネットワーク(以下、SDGsジャパン)共同代表理事 三輪敦子と、SDGsジャパン ユースユニット幹事でもあるJYPS山口凛事務局長が登壇しました。


この第1回ビヨンドSDGs官民会議は、行政、企業、研究者、市民団体、ユースなどが一堂に会し、2030年以降の社会に向けた課題や可能性について意見を交わすことを目的に実施されました。


三輪共同代表理事は、「まず、SDGs達成に向け、粘り強く行動をおこし続けることが重要だ」と発言。モデレーターからの、SDGs達成を阻むものは何かという問いに、「あらゆる組織の縦割り」だと言及し、会場では「うんうん」と首を縦に振る人が散見されました。山口事務局長は「ユースとひとくくりにすることなく、ユースが向き合っている課題一つ一つを一人一人の視点から可視化することが重要だ」と、発言しました。


150席用意された会場は立ち見が出るほどの盛況で、ビヨンドSDGsへの関心の高さがうかがえました。


「マルチステークホルダーによる対話」の重要性が何度も確認されていたのが印象的でした。今後のこの会議のスケジュールも発表され、2027年のSDGサミットに向けて急ピッチで議論が進められます。

(SDGsジャパン 事務局長 新田英理子)


【概要】

名称:第1回 ビヨンドSDGs官民会議

日時:2025年9月4日(木)9:30~11:50

会場:梅田スカイビル スペース36R

主催:ビヨンドSDGs官民会議 理事会

共催:慶應義塾大学 Keio STAR

   Sustainable Development Solutions Networks (SDSN) ジャパン

後援:大阪府

   地方創生SDGs官民連携プラットフォーム


【プログラム】 司会進行:櫻田彩子(エコアナウンサー)

開会挨拶:西崎寿美(外務省 国際協力局 審議官)

趣旨説明:蟹江憲史(慶應義塾大学大学院 教授/ビヨンドSDGs官民会議 理事長)

パネルディスカッション①「ビヨンドSDGsに向けた具体的な取り組み」

政府、経済界、市民セクター、若者のそれぞれの立場から、すでに始まっている具体的な行動や連携の可能性について語り合います。

登壇者

・西崎寿美(外務省 国際協力局 審議官)

・長谷川知子(一般社団法人 日本経済団体連合会 常務理事)

・三輪敦子(SDGsジャパン 共同代表理事)

・山口凛(持続可能な社会に向けたジャパンユースプラットフォーム事務局長)

・川廷昌弘(ビヨンドSDGs官民会議 事務局長)

パネルディスカッション②「ビヨンドSDGsに欠かせないテーマ」

Well-beingや知の循環といった、これからの社会において中心的な価値となるテーマに焦点を当て、より深い議論を展開します。

登壇者

・石川善樹(公益財団法人 Well-being for Planet Earth 代表理事)

・堂目卓生(大阪大学 総長補佐、社会ソリューションイニシアティブ特任教授)

・久保田 泉(国立環境研究所 社会システム領域 主幹研究員)進行:

・蟹江憲史(慶應義塾大学大学院 教授)

総括と今後の展望 & 会場とのディスカッション:蟹江憲史・川廷昌弘・櫻田彩子

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