<報告>6/23 HLPF直前。SDGsの現在地〜多様なステークホルダーの視点から日本のVNRを考える
- Yuki Matsuno
- 7月16日
- 読了時間: 2分
更新日:8月12日
2025年6月23日、SDGs市民社会ネットワーク(以下、SDGsジャパン)は、総会開催前のイベントとして、「HLPF直前。SDGsの現在地〜多様なステークホルダーの視点から日本のVNRを考える」を開催しました。
日本政府によるVNR(自発的国家レビュー)報告書の作成にあたっては、ステークホルダーミーティングへの参加や協力、パブリックコメントの提出など、さまざまな形でプロセスに関わってきました。この報告書は6月に完成し、日本時間7月23日午前5時ごろから、ニューヨークで開催中のHLPFにおいて政府より発表される予定です。
また、政府の報告書に先立ち、SDGsジャパンでは2月に「SDGsスポットライトレポート2025」を発表しました。本レポートはHLPFにおいて世界中の方々に読んでいただけるよう英語版も作成し、7月上旬に完成しました。
こうした一連のプロセスをふまえ、今回のイベントでは、SDGs推進円卓会議の民間構成員であり、日本商工会議所青年部 令和5年度会長の木村麻子さん、日本協同組合連携機構 代表理事専務の比嘉政浩さんをお迎えし、「環境・持続社会」研究センター(JACSES)事務局長であり、SDGsジャパン環境ユニット幹事でもある足立治郎さんのコーディネートのもと、それぞれの立場からお話を伺いました。
セッション冒頭では足立さんより、HLPFおよびVNRの意義と今回のVNR作成プロセスについて紹介があり、その後、木村さん・比嘉さんから、これまでのSDGs推進に向けた取り組みや、2030年まで残り5年半となる今後の展望、市民社会との連携・協働の可能性について語っていただきました。
本イベントには、オンラインと会場あわせて110名を超えるお申し込みがあり、会場にも多くの方にご来場いただきました。現在YouTubeにてアーカイブ配信を行なっています。
*このイベントは地球環境基金の助成を活用して実施しました。